境内はもちろん周辺にも見どころいっぱい。
鹿島神宮は、日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」を御祭神とする神武天皇元年創建の由緒ある神社です。東京ドーム15個分の境内には、透き通る湧水で禊も行われる御手洗池や鹿園があり、水上鳥居としては日本最大の一之鳥居など、周辺にも名所があります。
五穀豊穣と繁栄を祈る荘厳な神事。
祭頭祭(さいとうさい)は、年間80回を数える鹿島神宮の行事の中でも最も規模が大きく、勇壮な祭りです。色鮮やかな衣装を身に付けた囃人が樫棒を組んでは解き、囃しながら街中を練り歩く様は圧巻です。五穀豊穣や天下泰平を願い、人々の健康を祈る神事です。
満開の桜と城山からの絶景に感激。
鹿島神宮から徒歩5分の距離にある鹿島城山公園は、鎌倉時代から室町時代までの約400年間、鹿島氏の居城だった鹿島城の城址です。市民の憩いの場であり、眼下には北浦や神宮橋が望めます。桜の名所で開花期間中はお花見や夜桜見物の人々で園内は賑わいます。
全山がつつじであふれ、圧巻の景色に。
この公園は流鏑馬で有名な千葉県・東庄町「東大社」の裏手にあり、春には全山色とりどりのつつじが咲き競います。「おおむらさき」や「やまつつじ」などその数はなんと3000本。地名のとおり、公園の奥には岬の地形を残す崖があり、利根川を望むことができます。
さまざまに改良されたあやめが400種類も。
約8ヘクタールのパークには島や橋、水面などが配置され、昔懐かしい水郷の情緒が味わえます。6月の「あやめ祭り」では、品種改良された地名から名付けられた江戸、肥後、伊勢系など400品種150万株もの花菖蒲が咲き乱れ、一面を色とりどりに染め上げます。
100万株のあやめに夜は幻想的なライトアップも。
1952年に始まった歴史ある祭りで、面積約1.3ヘクタールの「水郷潮来あやめ園」は1976年4月に開園しました。園内には約500種100万株のあやめが植えられており、見頃を迎えると一面に咲き誇ります。期間中は潮来花嫁さんの「嫁入り舟」や「あやめ踊り」などのイベントも。
美しいビーチと充実した設備が自慢。
波崎(はさき)海水浴場は「快水浴場百選」にも選定された人気のビーチ。透明度が高く遠浅で、開放感のある砂浜が魅力です。また風車が望める白い砂浜と眺めの良さが特長の日川浜(にっかわはま)海水浴場も海水浴はもとより、サーフィン、釣りなどが楽しめます。
子供連れでも安心の美しい砂浜が魅力。
茨城県屈指の透明度を誇る海水が自慢の下津海水浴場は、美しい砂浜も人気の遠浅で泳ぎやすいビーチです。公営駐車場が近いのでファミリーにも人気。そして平井海水浴場は下津海水浴場の南側に位置し、広大な砂浜が約1㎞に渡って広がり、波も比較的穏やかです。
夜空と湖面、それぞれに華開く花火。
40回目となる「鹿嶋市花火大会」は北浦湖畔で開催される夏の風物詩です。関東一を誇る大迫力の“尺玉108連発”や湖上打上げならではの水中スターマインなど、見どころがいっぱい。約10000発の花火が打上げられ、夜空に華開く花火と湖面に映る花火が二重の美しさです。
無数の提灯が焼納される迫力の祭り。
9月1日、各区・団体から奉納される青竹に数百の提灯をつけた大提灯十数基が、鹿島の神の渡御の道筋を照らします。大提灯が、楼門前の麦わらのかがり火に投げ入れられる様はなかなかの迫力。同じ日の夜に始められる「神幸祭」の明かりとして行われる行事です。
お神輿に山車、これぞお祭りの基本形。
神社の御分霊をお神輿などにうつして地域を巡幸するお祭りで、全国のお祭りの基本形です。鹿島神宮では、夜8時に本殿から出たお神輿が鏑馬隊に周囲を警固され、多くの供奉員を引き連れて通りを進みます。最後は楼門そばの行宮(あんぐう)でお鎮まりになります。
夜空を彩る光のアートを存分に。
今年で46回目を迎え、昨年は神之池の夜空に総数約6000発の花火が打ち上げられ、約45,000人の観衆がその美しさに酔いしれました。豪華賞品のお楽しみ抽選会や子ども向け花火プレゼントのほか、大洗高校マーチングバンド部の演奏なども開催され、盛り上がりました。
躍動感あふれる興奮のライブパフォーマンス。
「かみす舞(ぶ)っちゃげ祭り」は人気のYOSAKOIを中心としたダンスやチアリーディングの祭典です。地元の茨城各地や千葉県、東京から、さらにYOSAKOIの本場である北海道からも参加チームが集結します。それぞれが日ごろ鍛え上げた素晴らしいパフォーマンスを披露します。
鹿島神宮の格式を受け継ぐ秋の祭典
鹿島神宮は日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」(たけみかづちのかみ)を御祭神とする、神武天皇元年創建の由緒ある神社。心地良い秋の一日に皆様の健康や長寿を祈念して行われる「氏神祭」は、実り豊かな季節の素晴らしい祭りになることでしょう。
ゆく秋を彩る幽玄な紅葉の美しさ
鹿島神宮の御祭神「武甕槌大神」は日本の建国や武道の神様とされており、神武天皇元年に創建。その由緒ある鹿島神宮の分社が「幸武氏神鹿島神社」です。境内の豊かな森の木々が色付く晩秋、その見事な紅葉がライトアップされる夜の美しさはとても幻想的です